平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

アンプ製作と修理

3石プリメインアンプの組み立て4~完成

ようやく、パワー部の単独使用に漕ぎ着け、メインアンプとして使えました。その後は内部結線のプリアウトとパワーインを接続してプリメインアンプとして試聴 (; ̄ー ̄A アセアセ・・・ 入力3のケーブルをメイン基板のプリアウトに繋げばプリアンプになります…

3石プリメインアンプの組み立て3~調整

ようやく組み立てと配線が終わり。電源を入れてリレーとLEDパネルの動作も確認。いざ調整段階に入ったら少し焦げ臭い。慌てて電源を切りパーツを確認。Rチャンネルのヒートシンクが熱くなっています。中出力MOSのゲート電圧を測ったら、1V前後のところが何と…

3石プリメインアンプの組み立て2~電源&リレー基板の改良

電源基板とリレー基板の作り置きが切れたので、新しく作るならパターンも修正しようということになりました。裏配線を少なくしたり、ターミナルを設けたり、ホール(穴)の大きさや中芯出しを容易にするなど、細かい改良です (; ̄ー ̄A アセアセ・・・ 基板…

3石プリメインアンプの組み立て1~基板の改良

トロイダルトランスが届いたので、さっそく組み立てに入りました。同時に、電源基板とリレー基板の改良も行いました。リレー基板はヘッドフォン端子へのターミナルをデフォルトに。配線を容易にしました (^^ゞ 入力3をプリ出力にするつもり できればパワーイ…

3石プリメインアンプの基板実装

色々と考えた挙げ句、最終的に図のような実装となりました。電源ターミナルからプリ・アンプへの+35Vは1.2kΩ/2Wの抵抗で電圧を少し下げる。実際に何ボルトになるかは作ってみないと (_ _;) 電源電圧35V÷(7.5kΩ+可変抵抗)×220Ω=ゲート電圧 可変抵抗を1.5…

3石プリメインアンプの基板完成へ

熱を出して寝込んだおかげで、二日間で1kg痩せた \(^o^)/ 寝ているのに秋田県なので、エッチングして基板を完成させました。作ったのはヒートシンクの大きな方 (;^ω^) ヒートシンクは3mm径のボルトで固定 例によってギリギリで余裕のない設計ですが、…

3石プリメインアンプの基板製作

MJ 無線と実験でおなじみの誠文堂新光社から、窪田 登司(著)半導体アンプ製作技法が出ています。 僕が最初に作ったアンプは、後半に出てくる「MOS-FET終段 NO-NFB 0dB パワーアンプ」です。電源と抵抗とMOS-FETのコンプリがあれば簡単に作れる (^^ゞ 終段は…

1石プリアンプ基板の作成~その3 完成

ようやく組み立てが完成しました。ブタさんアンプはACアダブタのジャックが特殊なことを忘れ、12Vはおろか24Vの電源が使えないことが判明。仕方なく、シャープのタブレットの12VのACアダプタを流用するように、12VのACアダプタのプラグを合うものと交換しま…

1石プリアンプ基板の作成~その2 パーツ取り付け

1石アンプはパーツが少ないから、パーツの個性や質がモロに出ます。基板には余裕はないのですが、できるだけ良いパーツを取り付けたい=大型部品になる。ということで、電源の電解コンデンサーは25V/470μFのシルミックⅡにアメリカンシズキ(指月 ASC)の0.68…

1石プリアンプ基板の作成~その1

ラジオ技術1985年9月号を手に入れたので、1石コントロールアンプ(プリアンプ)を作ってみることにしました (;・∀・) ただ1石のコントロールアンプ http://www43.tok2.com/home/kirifuri/article/2010/r-tec1008_reprint1985-9&1986-1_control-amp-of-one.p…

2SJ74/2SK170の凄さ (@@;)

春の試聴会まで4ヶ月。今までサボっていたのに、これから気合い入れても追いつかないお (~_~;) スノーフォールの死を悲しんでばかりもいられないので更新。1石アンプのテスト基板は、石を取っ替えながら試聴。最初に付けた2SJ103/2SK246は、ヘッドフォン出力…

1石アンプ FETテスト基板の完成 (;^ω^)

アンプの初段に使われるFETを実働状態でテストする検証基板がようやく完成しました。時間がかかったのは、新しく導入したグリーンのフラックスが芋ハンダを誘発していたからです。焼き芋の季節とはいえ、やはりフラックスクリーナーでハンダ面は除去しておい…

HCA-8000 修理完了 (^^ゞ

修理中のHCA-8000が無事にフォノ再生に成功しました。これで修理完了です (;^ω^) やはり初段のヘッドアンプのFETがダメだったみたいで、2SK147から2SK369に交換したらフォノ(LPレコード)の再生に成功しました。とは言っても、LPプレーヤー出力のRCA端…

VICTOR QL-7 の修理 その2とテスト基板作り

VICTOR QL-7 の修理がその1で終わってしまっていたので少ないですけど2を追加。ついでに作成中のFETテスト基板もアップします (_ _;) 追加と言っても完成後の写真しかないのですが、レコードプレーヤーは33.1/3回転と45回転で回します。初期の頃は72回転とか…

VICTOR QL-7 の修理 その1 分解と清掃

ビクターのLP(レコード)プレーヤー、QL-7の調子が悪いので修理を敢行しました。数年間使わないだけで動かなくなる orz 外観 ターンテーブルを外すとネジが外せる 裏側 トーンアームからRCAケーブルへの出力部 金属ケースはノイズ遮断用 金属ケースを外すと…

DENON PRA-2000 3台目修理~その11 音出し

前回から時間が経ちましたが、やはり電源のトランジスタが3個の故障でした。定電圧電源の中出力トランジスタは2SA968/2SC2238のコンプリですが、マイナス側の2SA968と、それにつながる2SA970も2個が死んでいました。TR3,TR6,TR8の3個です (_ _;) 右 2SA968 …

DENON PRA-2000 3台目修理~その10 トランジスタ焼損

PRA-2000の電源基板のトランジスタが焼損したことから、トランジスタと抵抗とコンデンサーのチェックを行いました。同時に、問題箇所の回路図を作成して検証しやすくしてみましたが、今まで見たこともない回路なので余計にワケワカメ orz この定電圧電源(安…

DENON PRA-2000 3台目修理~その9 組み立て

PRA-2000の修理も組み立ての段階に入りましたが、電源入れたら電源基板のトランジスタ(TR6 2SA970)がバチッといって壊れました。何と、モールドが割れて中身の金属が見えています (TдT) 青の矢印のトランジスタが壊れている 幸い、ヒューズも飛んでないし…

DENON PRA-2000 3台目修理~その8 リアパネル清掃

毒を食らわば皿までも。とうとう、フレームも完全分解して、清掃できるものは清掃することにしました。今回はリアパネル周辺と電源部の清掃と修理 (¯―¯٥) リアパネルは外しにくい電源コードやコンセントが付いているので、できれば丸洗いしたい。ということ…

DENON PRA-2000 3台目修理~その7 ヘッドアンプ基板修理

PRA-2000はレコード再生に強く、CR式フォノイコライザーやヘッドアンプを搭載しています。また前後のアンプをバッファ(緩衝)アンプでつなぐ贅沢な回路を有しています。今回はヘッドアンプ基板修理と、リアパネルの分解をしました (~O~;) 例によって、電解…

DENON PRA-2000 3台目修理~その6 コントロール基板修理

PRA-2000はアナログですが、入力などはリレーをマイコンでコントロールして切り替えています。コントロール基板は電圧が低く、電解コンデンサーの耐圧も低い。それでも整流ダイオードが劣化していましたし、電解コンデンサーの交換は必要です (^_^;) しかし…

DENON PRA-2000 3台目修理~その5 フラットアンプ修理

今回はボリュームの付いているフラットアンプの修理です。フラットアンプは終段のパワーMOSやパワートランジスタの付いていないアンプと同じ。強力電源と終段を付け加えればパワーアンプになります。 フラットアンプ基板も裏配線があるので写真を撮っておき…

DENON PRA-2000 3台目修理~その4 リレー交換

DENON PRA-2000の修理で一番困るのがリレー交換。日立のリードリレーHA-212Sの代替になるものが少なく、それすらも生産中止で手に入りません。代替にはオムロンのLAB2N DC12が使われましたが、それも無くなって、サンユーのUPM-27312YNが代替候補 (>_ 左 HA-…

DENON PRA-2000 3台目修理~その3 イコライザー基板1

前回の続き (*_*; まず、真っ黒になっていた電源基板のターミナルのピンを磨きました。洗浄液では落ちないので、目の細かい紙やすりを巻いて、テルマエ・ロマエに出てきた銭湯のベルトマッサージ機のようにスリスリ (^o^) 次に、ヒューズホルダーとシャシー…

DENON PRA-2000 3台目修理~その2 電源基板

海神無線に発注していた横型のチューブラーコンデンサーが届いたので、PRA-2000の電源基板の修理に取り掛かりました。とは言っても、回路図はないし、回路図のある後継機種のPRA-2000Zは少し違う。経験と勘頼りに (_ _;) アンプ修理は電解コンデンサーの交換…

DENON PRA-2000 3台目修理~その1 (;´Д`)

プリアンプのDENON PRA-2000が故障して、3月に慌ててジャンク品をパーツ取りとして購入。忙しくて解体途中で放り投げていたのですが、ようやく解体or修理に取り掛かることになりました。キャビネットの天板が剥がれている、いかにも保存の悪そうなもの (_ _;…

岡山アンプの完成(一応) (_ _;)

岡山の読者が作っていて、いろいろとトラブルのあった窪田式アンプ2003年版を引き継ぎ、ようやく音が出たのでスクリーンとパネルを取り付けました。今回はレオナルド・ダ・ヴィンチの岩窟の聖母(ルーブル美術館)です (;^ω^) 自分は入力の同軸ケーブル…

CDP-X5000の修理

視聴会で使う予定だった読者のCDプレーヤー、ソニー CDP-X5000が出力端子故障で使えず、端子交換と、フロントパネルのタクトスイッチを交換することにしました。ストップのスイッチが不良ぽいということで、よく使うプレイと一時停止のスイッチとともに交換 …

ソニー 2SK79使用 窪田式アンプ基板の設計

前からずっと作りたかった、ソニーの中出力V-FETを2段目に用いる窪田式アンプ。急にやる夫になって基板を設計しています (; ・`ω・´) この基板はミニアンプのアレンジですが、そもそもソニーの中出力V-FET、2SK79の使用を前提としたものでした。 2SK79 ヘッド…

中出力MOSの選別機の製作 (;^ω^)

窪田式アンプの製作で一番重要なパーツが、東芝の中出力MOS-FET、2SJ313/2SK2013です。以前は若松通商でコンプリメンタリー選別して売っていたこともあるのですが、今ではバラで買うのも大変。それで自分で選別することに。 この石は終段のパワーMOSとして使…